アメリカ大使館・東京都教育委員会と提携、1日完結型セミナープログラム
Liberal Arts HUT powered by アメリカ大使館 & HLAB(リベラルアーツと「擬似留学」体験ができるプログラム)
HLABはアメリカ大使館と東京都英語村(Tokyo Global Gateway:通称TGG※)と提携し、「Liberal Arts HUT powered by アメリカ大使館 & HLAB」を開講しました。10年間のサマースクール事業で培った知見とノウハウに基づき、リベラルアーツとアメリカ留学の擬似の両方が半日で体験できるセミナープログラムです。
・ゴール
Liberal Arts HUT はアメリカで行われているリベラルアーツ教育の一端に触れ、アメリカでの学生生活について想像してもらう機会です。日本の中高生の日々の学びへの関心を高め、留学への高い敷居を解消し、将来の留学の後押しを目的としています。
・実施内容
2020年1月上旬、TGGとWeWork 東急四谷にて行われ、イェール大学などアメリカの名門大学に通う現役大学生による、リベラルアーツの授業を英語で無料受講できるほか、入学から現地での生活にまつわる話まで、幅広く学べます。このプログラムはHLABのサマースクールの柱の一つである「セミナー」の形式をとっています。HLABが設立当初より大切にしている、個々人がお互いに学び合うという 「ピア・メンターシップ」の概念のもと、講師である学生と高校生がインタラクティブに議論し切磋琢磨する場です。
【在日米国大使館について】
米国大使館は、日本と米国の相互理解を深めるため米国留学や人物交流プログラムの実施や支援をしています。また、特定の学校情報に偏らない中立的な立場から、米国留学に関する情報提供を行っています。日本の生徒に米国の教育や英語で学ぶ環境を体験していただく機会を創出するため、また、米国留学への興味や意欲の醸成に繋がることを期待し、HLABと提携することを決定しました。本プログラムは、米国大使館助成金プログラムです。
【TGGについて】
TGGは、東京都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYが提供する、新しいタイプの体験型英語学習施設です。東京都は2020年東京オリンピック・パラリンピック大会の開催とその先を見据え、「世界一の都市・東京」の実現を目指しています。一方、日本のTOEFLスコアランキングが、アジア圏30か国中27位(2014年)という結果からもうかがえるとおり、日本人のグローバルなコミュニケーション能力には、大きな課題があるとされています。TGGでは、児童・生徒が普段の学習効果を高めるために、英語を体験する場を提供します。
・成果
「学校では学べない、知らなかった世界を見られた」
「アメリカへの進学を考えるきっかけになった」
本プログラムには、全国各地から中高生200名以上が参加しました。
事後アンケートによれば、参加者の71パーセントが高校在学〜卒業レベルの英語力を持った学生で、プログラム全体満足度の平均は8.7/10を記録しました。また「Liberal Arts HUTを経て、留学に興味が生まれましたか?」という質問に対しては84パーセントの参加者が「はい」を選択しました。またセミナーへの満足度を示すNPSは、67.7ptと極めて高い数値です。本プログラムは、比較的チャレンジングな内容にも関わらず、HLABの知見とノウハウを最大限に活用することで、あらゆる中高生に普段の学校では触れられないような新鮮な学びを提供することで、興味や進路の幅を一気に広げる機会です。