THE HOUSE by HLAB（レジデンシャル・カレッジのプロトタイプ）

HLABは学生と社会人が集う3階建ての実験的な教育寮、“THE HOUSE by HLAB” を中目黒にオープンしました。教育プログラムの運営で得た知見に基づき、多様性溢れる東京で住教育の可能性を追求する実験を続けています。

・ゴール

THE HOUSE by HLABでは、高校生と大学生、そして社会人が共に住み、日常的なピア・メンタリングの機会を創出しています。共同生活で生まれる日常的な課題の解決やイベント運営を通じて、将来の主体的な進路選択のみならず、新しいマインドセット、スキルセットを身につけることを目指します。

・実施内容

HLABは、2016年10月に多様な学生（大学生・高校生）と社会人が集う3階建ての革新的で実験的な教育寮、“THE HOUSE by HLAB” を中目黒にオープンしました。2011年より続く教育プログラムの運営で得た知見に基づき、多様性溢れる東京でレジデンシャル・エデュケーションの可能性を追求する実験を続けています。
共用リビングの周囲に個室を配置し、リビングを必ず通らなければ入退室できない構造となっていることで、偶発的な対話や交流が生まれやすい仕掛けとなっています。また、リビングの壁は一面ホワイトボードになっており、日常的な議論が起きやすい環境です。建物自体も1Fがカフェ、2Fが24時間ジムと居住するにあたっても快適な施設が揃っています。
選考を通過したメンバーが居住しており、シリコンバレー／NYでの在職経験や、国際的なチームを統括する起業家など、国際経験豊かな大学生や社会人と共に住み学ぶ、知的刺激に溢れるレジデンシャル・カレッジ（居住型教育機関）として機能しています。また、住民以外のゲストも積極的に招待することが奨励されており、偶発的な出会いを更に促進しています。

・成果

中目黒というアクセスよい場所かつ、緑に恵まれた目黒川沿いにTHE HOUSEは立地しています。入居者数は全11名ですが、ひと月に延べ180名ものゲストが訪れ、即席のセミナーが行われるなど、知的交流の中心地となっています。ここでの暮らしが起業のきっかけになった人や、住人同士でプロジェクトを実施し取り組む人々など、実践につながる居住空間となりました。

ー 住民の声

THE HOUSE は自動運転のレクチャーが始まったと思えば、即興マジックショーが行われるというHLABが培ったコミュニティの多様性を示す場所になっています。日常にHLABがある空間は、サマースクールのような新しい他者と自己の発見の連続で毎日がワクワクであふれています。

関連ページ

THE HOUSE by HLAB （HLABサービスサイト）