経済産業省採択『未来の教室』実証事業(2018年度)
経済産業省採択『未来の教室』実証事業(国との協働事業)
HLABは「EdTech時代におけるアナログな『レジデンシャル教育』の実施と開発」と称して、これまで、サマースクールやプロトタイプの教育寮等の運営で培ってきたノウハウを、教育寮での実践的・長期的なプログラムに落とし込みました。
・ゴール
近年、デジタルの力によって効率化・最適化された教育が提供され、EdTech時代と言われています。そんなEdTech時代だからこそ、世界中の学校がアナログで学生同士がお互いに切磋琢磨し学び合う「レジデンシャル(居住型)教育」の価値も再浮上しています。そのような時代背景において、HLABでは日本において「新しい教育の形」として、交流からの学びを最大化する教育プログラムを提供する「カレッジ」(居住型の教育機関・教育寮)開校を2020年に都内で予定しております。本事業は、そのプログラム・運営制度の開発を目的としており、日本で初めてその概念を実現し、根付かせるための基礎づくりを実施しました。
・実施内容
「EdTech時代におけるアナログな『レジデンシャル教育』の実施と開発」と称して、これまで、サマースクールやプロトタイプの教育寮等の運営で培ってきたノウハウを、教育寮での実践的・長期的なプログラムに落とし込むため、以下の内容に取り組みました。
・教員や居住者などによる業界・分野横断有識者によるワークショップの実施
・カレッジにおけるプログラム開発・実験
・寮⽣同士の主体的な学び合いの加速を目的とした学生リーダー(RA)制度の確立
・実際の学校寮への運営ノウハウの実装(山梨学院大学との連携)
・レジデンシャル・カレッジの認知拡⼤を目指すメディア企画・運営
【経済産業省「未来の教室」実証事業とは】
本実証事業では、2018 年 1~6 月に開催された「経済産業省『未来の教室』とEdTech 研究会」での議論内容を踏まえた『未来の教室』の姿を具現化するための実証が行われます。実証を通じて成功例、または成功例につながる足掛かりを創出するとともに、開発・運営にあたっての課題を抽出し、解決の方向性を見出すことを目的としています。
「未来の教室」が目指す「社会とシームレスな『小さな学校』に(民間教育・先端研究・企業/NPOと協働、企業CSR/CSVが集中)」という世界では、多様な学生が住んで交流しお互いから学びあい、地域住民との交流や地域でのプロジェクト実践を行うことができる「カレッジ」がその舞台となりえます。HLABはこの世界の実現に向けて、実証事業に取り組みます。
・成果
各事業成果については、以下、関連ページの未来の教室ウェブサイトよりご覧ください。
・関連ページ
EdTech時代におけるアナログな「レジデンシャル教育」の実施と開発(未来の教室ウェブサイト)
概 要
パートナー | 経済産業省・Boston Consulting Group |
地 域 | 東京都、神奈川県、山梨県 |
対 象 | 高校生、大学生、社会人 |
期 間 | 2018年11月〜2019年2月 |
担当範囲 | 実証実験内容の設計と実験の実施 |